推定寿命97歳の長すぎる余生

そんな生きる必要ある?

石垣島ひとり旅〜3日目〜

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記事書いたのにアップするの完全に忘れてた!

既に1ヶ月以上経ってますが、以下、梅雨が明ける前の沖縄旅の話です。

最終日の朝。

7時過ぎに突然部屋の電気が勝手に付き、エアコンが消え、電話から異音(コール音とは違った)がして、完全に目が覚めた。

いや、これ夜中だったら間違いなくフロント呼びつけ&部屋替えてくれ案件やぞ!と思いながらも、カーテン開けたら石垣島に来て3日目にして漸く見えた青空が広がっていたので、そんなことも忘れて支度を始める。

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キジムナーの仕業かな!素敵なモーニングコール?をありがとう。笑

青の洞窟ツアーが8:30集合だったため、荷物をパッキングしてから朝食会場に向かう。

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いい天気嬉しい〜。

時間に間に合わせることとかが本当昔から苦手で、会場に着いたらもう8時前。時間もないので軽く食べるつもりが、思ったより大充実の朝ごはんブッフェだったため、つい欲張ってしまう。

朝からチョコフォンデュとかお子様大興奮やろ!と思いながら私は大興奮で海ぶどうを中心に沖縄名物の好物ばかり大量に食べる。

急いでチェックインを済ませて、今日の青の洞窟ツアーのガイドさんにピックアップして貰い、同じ宿に泊まっていた関東出身の素敵親子と一緒にバンに乗り込む。

昔から本島でも青の洞窟系にことごとく縁がなく、大体たどり着けないけど、今回は天気も風向きも良く、潮も満ちてないので行けるとこに。

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良い天気!

車を停めたところから、昨日の雨でぬかるんでトゥルントゥルンの獣道を、マリンシューズで5分ほど歩くとビーチに出る。

ガイドさん(歳下)がオプションで自動モーターで引っ張ってくれる、ビート板みたいな水中スクーターを2千円で使えるとか言うので、ここ数日左脹脛に謎の痛みがあり、足も攣りやすいので不安もあったし思い切って借りてみた。

ビーチエントリーして、青の洞窟まで泳いで向かう。道中その自動ビート板を使ってみると、当たり前だけど、握るだけでぐんぐん進む!早い!楽しい!楽!

3、4年ぶりのシュノーケリングでテンション爆上がりな上、超高速移動できるし潜水も楽々できる自動ビート板のお陰で普段の10倍楽しめた。

サンゴの赤ちゃんみたいなのが沢山あって、沖縄の海でも豊かさがきちんと残っている、というかきっと復活しつつあるんだなぁと感心。久々にウミヘビさんにも遭遇。怖い!

珊瑚礁の隙間は底が見えないくらい深いし、ガイドさんから離れ、ちょっと沖側に出ると水深20〜30mくらいのポイントがあって、素晴らしい透明度を誇る海でも、底がはっきり見えないくらい蒼くて深い。本能的に背筋で感じる恐怖を覚える。ライフジャケットつけてても、ビート板で潜水できるので、5,6mくらいは楽々行けた。けどここにもしカレント流れてたら一瞬で沖に流されると思うと本当怖いので、すぐガイドさんの元へ戻る。泳げるしビート板もあるけど、やっぱり海は怖い。7歳の時に沖縄で父親とシーカヤックしてた最中に突然離岸流に巻き込まれ、天気も荒れ出して転覆しそうになり、周囲にウミヘビもうようよいる中、ビーチから1キロくらい離れた沖で大パニックになったのは良い教訓どころか、20年経った今でも一生物のトラウマになっています。

1時間弱シュノーケリングを楽しみながら青の洞窟にようやく到着。他のツアー参加者も数名いたけど、おそらくシーズンのようなごった返す程ではない。

太陽の光によって青の加減が変わるんだろうけど、私が行った時はまあ青いかな、くらいだった。あと洞窟内の水温が低いので激さむ。

洞窟内で上陸し、かつては海中にあったというその、洞窟の壁と一体化している化石や石灰岩、完成した鍾乳洞を説明してもらう。あんなツルツルな石灰岩初めて触った。

防水カメラを実家から持って行かなかったのが惜しまれる。

少し休憩した後、またシュノーケリングしながら元のビーチへ向かう。イソギンチャクとクマノミカクレクマノミも見せて貰い、大満足!

またトゥルントゥルンの獣道というかジャングルを歩いて抜けて車に戻る。

少し車を走らせて今度は本当にジャングルみたいなところの滝壺に到着。ここで海水を流すというのもツアーの一環らしい。

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マイナスイオンなのか、わからないけど空気が澄んでいるし涼しい。

ただ水温は海とは比べ物にならないキンッッッッキンの、冷え具合。

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ここでもガイドさんと写真を撮ったり、ターザンロープで遊んだり、楽しい時間を過ごした。

ホテルに戻る帰りの車の中では、移住してきたというガイドさんに質問が集中。私も大学出てからノリと勢いで京都に移住した人のため、勝手に親近感が湧く。彼はそんなノリと勢いみたいな感じではなかったけどね。若いうちは生きたいところで生きてくのもアリだよね。

ホテルに戻り、大浴場使わして貰いながら、午後は何しようかと考える。ホテルのプールとかでゆっくり過ごすのもアリだけど、やはり幻の島と呼ばれる浜島も諦めきれない…ということで、シュノーケリング無しの上陸ツアーをやってる会社にダメ元で電話するとOKとのこと。1時間後の13:30にピックアップ来てくれるらしいので、それまで荷物を整理したり、準備をして待つ。

時間になり、迎えの車に乗って離島ターミナルの方に向かう。本来所定の場所集合だけど、プラス500円でホテル送迎が付けられて、それでも4300円。午前のツアーの半額くらい。行って写真撮ってダラダラして帰るだけだけど、十分でしょ。

他にカップルや親子、友達、絵に描いたようなインスタ映えたい女子大生みたいなグループなど15名で小さな船で出発。定員17名くらいの小さい船なので、航路で大きな船とすれ違うとモロに波を受けて船がぐあんぐあんと、転覆するんじゃってくらいの揺れ方をする。軽めのアトラクション状態で30分ほど走り、竹富と小浜島の間にある幻の島に到着。

上陸するだけだからと水着を着ずに来たけど、船から降りる時に普通に波にかかるので早速後悔。

まあでもこの日差しで乾くだろうと思い、とりあえず島を一周。

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与論島の百合が浜にあるサンドバーとは違い、大潮の時だけでなく、いつでもある島らしい。

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丁度干潮時刻近くだったので、かなり遠くまで歩ける。

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沖縄らしい、夏らしい光景が見られて大満足。

一人参加が私のみだったからか、ツアーガイドさん(歳下)が気を利かせて写真を撮ってくれた。

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話を聞くと、その子も本州出身で沖縄が好きでこっちへ転職、移住したというパターンだった。

私もかつて沖縄移住考えたことあったけど、給与の面だったり、移住者の大変さだったりを調べて考えて普通に尻込みしちゃったから、行動に移せるのはすごいなあと関心。

1時間ほどの自由時間はあっという間で、船に乗り込み来た航路を戻る。

もうあと3時間とかで、もうこの島ともお別れだと思うととてもさみしい気持ちになった。

帰りもホテルまで送り届けて貰い、そのままついでに隣のグランヴィリオガーデンの方も見学。此方はヴィラタイプでなく、縦にも横にも大きい建物の大型リゾートホテル。フロント付近は開放感がある造りで、ヴィラよりやはりプールなども混んで居た。

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お土産がヴィラの方のお店より豊富なので少し買い足してからヴィラに戻った。

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もう一度大浴場を借りて、荷物を再度パッキングし、本日のチェックイン客がだいぶ落ち着いたロビーで空港行きの送迎バスを待つ。

せっかく西側にあるホテルなのにサンセットを見損ねてしまったことだけが後悔だけど、かなり満喫させて頂き、ホテルを後にした。

送迎バスでは最後の石垣の景色をしっかり目に焼き付けて帰ろうと思ってたのに、揺れが心地よくて殆ど爆睡してしまった。

空港近くになるともう私一人のみしか乗客もおらず、荷物を下ろしてくれた運転手さんにお礼を言って空港でチェックインをすませると18:30過ぎ。19:40の便だったので、時間があまりなく、とりあえず石垣牛の丼物を急いで食べていそいそと搭乗口に向かう。

那覇空港での乗り換えもジャスト1時間しかないけど、預け入れ荷物とか待ってから再度チェックインして間に合うのかと突然不安になったけど、まあ、間に合わなければ明日の朝の便で帰ればいいか〜と気楽に構えて、搭乗口から飛行機まで外を歩く、そのわずかな間に見えた綺麗な夕焼け空を見て満足しながら島を後にしました。

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満員のプロペラ機はほぼ定刻に出発し、1時間ほどで那覇空港に到着。21:30のフライトも余裕で間に合いそうだし、那覇空港でもお土産買うか〜と思ったら、お店は既に全て閉店していた。1番最後の便が私の乗るスカイマーク便で、それだけのため?に空港が開いているような状態。

使える保安検査場が3つのうち1つしかないのを知らず、若干焦ったけど搭乗時間には間に合った。

那覇もゆっくりしたかったけど、3日じゃとても足りなかった。

相変わらず満席のスカイマーク便で中部国際空港に到着したのは深夜0時過ぎ。とっくに終電も過ぎている。

荷物をピックアップして、初日と同じ空港内のカプセルホテルに泊まって今回の旅行、および27歳の夏休みが終了しました。

自分が使うはずのカプセルキャビンが誰かによって使われているというハプニングもあってバタバタはしたけど、本当に楽しい時間でした。

スカイマーク便と空港カプセルホテルの利用は私的には使い勝手良かったので、今後も連休取れたら積極的に使っていきたいです。

もう沖縄の海が恋しいです。

次はいつになるかわからないけどお金また貯めて、安定の慶良間諸島か、与論島かな。

中部国際空港第二ターミナル完成でLCCがもっと便利に使えるのを期待…!