推定寿命97歳の長すぎる余生

そんな生きる必要ある?

妊娠中の記録

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2023年2月某日、子どもが産まれました。

 

「産まれました」って書くと本当当たり前で簡単なことのようだけど、妊娠中も出産もその後の育児も全部思ってたんと違う!!ってくらい大変でした。

 

十月十日と言われる妊娠期間(実際には9ヶ月くらいだけど)書き溜めていたメモをこちらで供養に出します。

 

☆2022年6月頭

休みにレディースドックを受けようと思い、前日の夜、その時点で生理が来ていなかった(前回のピル服用終了後の退血から35日経過)ため、念のため市販の検査薬で調べたところ薄〜く陽性反応が出る。

 


☆翌日

かかりつけの婦人科は休診だったため、別の産婦人科クリニックを予約なしで受診(トータル待ち時間4時間半)。病院では微熱だったため院外の待合所で待機。エコーで右卵巣の腫れ+子宮内に3mmの黒い影が発見される。排卵日がわからないからなんとも言えないが、通常の5週目にしては小さいため、妊娠成立してまだ1週間〜10日程度かもと言われる。通常で言えば予定日は翌年1月末だけど私の場合は排卵が遅かったから2月の頭だろうとのことで、子宮内の塊がきちんと成長して1cmくらいまで大きくなるか見るため来週の予約を入れる。

 


☆その週

つわり的なものはないけどお腹の張りが尋常じゃなく、ストッキングや仕事で使う無線をぶら下げる腰のベルトがキツい。妊娠にしては腹出るの早くない?となる。

 


☆翌週

先週の帰りがけに受けた尿検査の結果の妊娠ホルモン値は通常の週数の人よりやはり少なめ。子宮内の塊は5mm程度にはなっていたが、それとは別に未だ腫れている卵巣の近くにも6mmほどの塊が見えるためそれが子宮外妊娠の可能性もあるとのこと。以前受けた右卵巣嚢胞の手術の影響で卵管が癒着したりしてうまく受精卵が子宮にたどり着けてない可能性もあるため、最悪卵管破裂の可能性もある。手術した病院の受診を勧められる。(この日は受付から終了まで2時間)

 


☆翌日

急遽シフトを代わってもらい、手術した総合病院を予約なしで受診。以前の担当の先生はいない曜日だったため、他の先生に見てもらう。血液と尿検査の結果も踏まえつつ、エコーで見える子宮内の5mm塊が胎嚢になりかけてるもので間違いないんじゃない?(適当)ってことと、卵巣の周り中心に腹水が溜まってるからお腹張ったり痛いし食欲もないんじゃない?(これは本当そうだった)と言われ、子宮外妊娠の可能性は低いとのこと。(そもそも卵管で6mmまで大きくなることはあまりないらしい。)ルテイン嚢胞と呼ばれる卵巣の腫れが引けば腹水も治るらしい。次回(7月頭)から検診扱いになるから母子手帳を貰ってくるようにと言われる。妊娠届を貰い、助産師さんに母子手帳の受け取り方や検診までに準備することの説明を受けて終了。(朝8時半の受付からトータル4時間)一度帰宅して普通に半休明け出勤。

 


☆6月半ば

・つわりなのか腹水のせいなのか徐々に強めの吐き気がスタート。普段もストレスが吐き気や嘔吐に出るタイプなのであまり気にしてなかったが、終日船酔いのような胃のムカムカ不快感、食欲不振であまり食べられない。

・波はあるが午前中とか空腹時に吐き気が出やすい気がする。紛らわすために果物しぼりたてジュースみたいなやつをつい飲んじゃう。

・おりものは相変わらず量が多く、ずっと白かったけど一時茶色のやつが出た?腹痛は気にならなかったため静観。

・日に日に気分が悪く無い時間が短くなっていく。

・今難なく食べられるもの:ゼリー、麺類、バナナ、小さいサイズのカップ麺、モロヘイヤ、チーカマ(※数日後にはいずれも食べられなくなった。)

・朝イチで胃が波打ってトイレ駆け込むけど空っぽだから何も出ない。

・食べ物の匂い全般結構やばい。

 


☆6月下旬

・夕方突然の性器出血でパニック。そんなに量が多くなかったが、出血があればすぐ連絡してと言われていたのに総合病院に何故か電話繋がらず、最初にかかったクリニックに電話して診てもらうと、切迫流産との診断。1週間の自宅安静を言い渡され、会社に連絡。出血を止める薬と子宮の収縮を抑える薬を飲み、最低限の家事と食事以外はなるべく横になるようにとのこと。時間外なのに診てくれたクリニックの先生には感謝しかない。看護師さんも一緒にモニター見に来て、胎嚢も2㎝くらいにまで大きくなってるよ、この大きさなら6週目くらいかな、良かったねと皆さんに言って貰えた。良い先生達すぎるから本当分娩もやって欲しい。

・よりによって猛暑の1週間、自宅で屍のように暮らす。出血の後にお腹のシクシクする痛みも出て来た。吐き気は前週より控えめになっていて、赤ちゃん?細胞?が生きてるのか本格的に心配になる。よだれづわりが追加でスタート。

・総合病院にも電話したものの、次の検診の7月頭までは来なくていいと言われる。切迫流産は薬飲んで安静にするしかないのと、どうせ心拍確認は7月頭まではできないだろうから、ひとまず出血治ったら仕事復帰していいとのこと。(相変わらず雑塩対応なので早く転院したい。)

・3日くらいで出血は治り、4日でお腹の痛みもほぼなくなった。職場には迷惑かけて申し訳なかったけど、つわりが戻りつつある気がしたので、休みでありがたい。

・大人しくしているとつわりは日に日に軽くなって、量は少ないけど割と食べられるようになり、これはこれで逆に不安になる。

母子手帳を貰いに夫と役所へ。マイナンバーが要るとのことで住民票の写しを貰ってから担当部署に妊娠届を出して、手帳について色々な説明を受けた。何で今どきクーポン類全部手書きなんだろう。十何回分とある健診のクーポンそれぞれに2箇所も名前と住所等書く必要があるアナログ具合。お役所っぽい。

 


☆7月頭

・結局6月末は10日ほど休みと在宅勤務にさせて貰ったため久々に出勤。よりによって繁忙期なので復職初日もバタバタいつも通り走ったり立ちっぱなしで働いてたら夜になって茶色のおりものが出た。子宮のシクシクチクチクした痛みも再発。休日なのでどっちにしろ月曜の検診まで何もできないので放置して様子見。

・出勤するとつわりも以前と変わらないかもと思うくらいには気持ち悪かった。特に昼時色んなお弁当や食べ物の臭いが混ざると催しそうになる。

 


・4日に夫と初回検診に行って無事心拍確認!ピコピコ動いていて頭と胴体もわかった。病院着いてから検査終わるまで2時間くらいかかったけどとりあえず一安心。相変わらず右の卵巣は3センチくらいに腫れている。また、妊娠前にかかりつけ医にも言われてた子宮頸部のポリープが健在らしく、それで出血はしやすいかもと言われる。次回の検診は1ヶ月後、8月の頭。遠いなと思いながら病院を後にする。

 


・夫が出張で不在がちになるため、万が一何かあった時のため、少し早いと思いつつ近くに住む自分の両親と、ついでに大阪の弟にだけ妊娠を伝えた。母子手帳見せて新メンバー加入するよと言うと、母は割と素直に喜んでくれて(不妊家系だから心配していたのもあるけど)プチ過保護モードに突入。普段口数少ない冷静マンの父は、母子手帳見せたら動揺して「え?何?誰が?母さんが?!」とパニックに陥って扇風機に激突していた。落ち着いて欲しい。弟はLINEでの報告で反応は案の定薄めだったけど、父親の反応を伝えるとめちゃくちゃうけていた。

 


☆7月半ば

・波はまだあるものの9週目に入ると若干つわりが落ち着いて色々食べられるようになった。吐き気が強まる空腹時間を減らすために常に何か飲食してるため虫歯が心配。

・食べられるようになると、改めて好きなもの飲食できないのが辛いと実感する。お寿司(生魚)、生ハム、生肉、生卵、非加熱ナチュラルチーズ、ジャスミンティー、シナモンティ、カモミールティー、お酒。特にこの暑さでビールやハイボールを我慢できてるだけでも本当褒めてほしい誰かに。ついでに100万円くらい欲しい。

 


☆7月下旬

・11週くらいになると軽めの食べづわりくらいのみになってだいぶ楽になり、仕事で多少無茶しても大丈夫な体になった。つわりが落ち着くとそれはそれで赤ちゃん無事なのか不安になる。

・心配を軽減するために自宅で赤ちゃんの心音が聞こえるエンジェルサウンズという機械を買ったけど、全然一向にそれらしき音は聞こえず不安だけが募る。

・夫が風邪をひいて帰宅し、発熱もあるからコロナなんじゃないかと不安になる。

 


☆8月頭

・検査受けなかったからコロナかわからないけど、夫の熱も下がり一安心。2回目の検診は経膣じゃない普通のお腹エコーでしたが、5〜6センチにまで成長した赤さんが確認できて一安心。子宮がかなり後屈らしい&便秘でお腹の中のガス等モヤモヤが多くて全体像はあまり見えなかったけど、心臓がぴこぴことか身体がヒョコっと動いてるのは見えた。

・初回の血液検査は異常なしだが風疹の抗体はないそうで、産後までは予防接種できないのでひたすら気をつけるしかないとのこと。尿検査のタンパクは±はほぼ−なので気にしなくて良いらしいけど気になる。無痛分娩の希望があるため転院を考えていることも伝えて、子宮頚がんの経過観察の検査を受けて、助産師さんの面談を受けて、トータル2時間以内で終了。

・義実家にも日本酒「初孫」を持ってご報告完了。

・妊娠してから本当髪の毛がパサパサかつめちゃ抜ける。手櫛軽く通すだけで3本とか抜けるからそのうちパサパサハゲになる。便秘気味なのも影響してると思うけど、やはりお腹が前に張り出し始めてきた。代わりに胸の成長は一旦スローになった気がする。

・夫の置き土産か、寒すぎる会社と行き帰りの電車のせいか、夕方になって喉のイガイガ発症。

・翌日体温36.9度と高め+咳も若干出る。イソジン妊婦ダメなの知らずに2回使ってしまった。薬も飲めないしのど飴もものによってはダメだし長引きそう。

・その日会社着いたら更に悪寒強くなり、腰回りの違和感と痛み、頭痛で立ってもいられなくなった。熱は37.0度。上司に相談して早退させて貰うも帰り道にもどんどん悪化し、家に着く頃には37.8度、20時には38.8度まで上昇。1年前のワクチン接種以来の苦しみだし、薬が飲めないのでひたすら寝るしかないのも辛い。婦人科に電話するも発熱外来に聞いてとの一言で相変わらずの塩対応。絶対転院する。

・翌朝には37.9度までは一旦下がったので、予約できた発熱外来へ歩いて向かう。往復とPCR検査と投薬でトータル3時間かかったけど、妊娠中も飲める解熱剤と咳止めをようやく入手。帰宅すると実家の母が果物等を玄関先まで届けてくれた。感謝。薬のおかげで36度台に下がったのでお風呂にも入り就寝。

・翌朝起きたら喉が激痛&鼻詰まりと鼻水ひどい&咳も止まらず熱は37.2度。良くなったと思ったけど薬が切れるとこうなるのか〜と、喉に刺激が少ない果物だけ食べて薬を飲んで横になる。11時前に病院から電話が来てPCRの結果は陽性。10日間の自宅待機などを会社や家族に連絡し、一通り終えたところでショックがぶり返す。昼にはうどんが喉を通り、眠れはしないが横になる。熱は37度前後だけど、しんどさはそれ以上。会社にも夫(出張先から帰宅して私と会えば、濃厚接触者として10日以上自宅待機になるため、実家に直行してもらった)にも申し訳ない。両親が差し入れ第二弾でまた果物や大好物の冷製トマトスープや豆腐を片道1時間かけて置き配しにきてくれた。感謝。私がお腹の子に既に思っている「何がなんでもこの子を守らなきゃ」って感情を、恐らく向こうも私に対して30年以上持ってくれてるんだなぁと思うと流石に泣ける。泣きながら差し入れを食べた。(情緒不安定。)高齢者、妊婦や基礎疾患ある人へは保健所からの連絡が電話で毎日来て10分以上ヒアリング。鼻詰まり酷いし喉痛いしでうまく話せない。希望してたホテル療養は基礎疾患等のリスクのない軽症者のみの受け入れだから、妊婦NGらしい。妊娠は病気じゃないっていつもは言うくせに、こういう時だけご都合主義。かかりつけ産婦人科医に1時間かかってようやく電話繋がり、コロナでも症状悪化したり出血や腹痛あれば見てくれるとのこと。ついでに先日の子宮頸がん検査の結果も問題なしと言われて少し安心。

 


☆8月中旬

・発症から5日経過するも熱は平熱〜微熱を行ったり来たり。痰や咳は前日より良くなってはいるものの、咳は発作のように一度出ると暫く止まらないから苦しいし鳩尾が痛い。鼻詰まりも取れたけど味覚と嗅覚は完全喪失のまま。茶色のおりものも3日連続出ていて治らない。エンジェルサウンズでも相変わらず臍帯音らしいものしか聴こえず心音は聴こえない。

・発症から9日経過して完全解熱したけど後遺症がまあまあ酷い。味覚嗅覚障害、倦怠感(何もしてないのに尋常じゃない疲れと眠気)、空咳、痰、たまに頭痛あたりが残ってる。お腹もたまに痛いけど、おりものは正常なのでとりあえず静観。12週の終わりかけにようやく初めて心音らしい音がたまーに聞こえ始める。

・当初の予定通り発症から10日で自宅待機解除にはなったものの、出勤再開して1週間経過しても後遺症は相変わらず。出先で目眩で倒れることもあり一人で出歩くことにも抵抗あり。夫とも約2週間ぶりに再会し、エンジェルサウンズで心音を聴かせてあげることもできた。聴こえるのは数十秒で、相変わらずその後どこかに行ってしまうのか臍帯音のみになる不思議。

・お腹の毛が濃くなったのが気になる。ちなみに10週目前後からは永久脱毛してせっかく2年ツルツルを保ってきたVラインにも毛の生命力を感じるようになった。脱毛前ほどではないにせよ、悲しい。こんな毛達に何が守れるというのか。

 


☆8月下旬

・心音は安定して毎日聞こえるようになって安心。後遺症は嗅覚障害と軽い痰くらいになった。鍼を打って貰ってもう少し良くなることを祈りたい。漢方を処方されたので飲んでみたけど下腹部の痛みが出たので中断。お腹が出っぱって会社の制服スカートがキツい。

・3回目の検診では5本の指やら手を吸うような仕草までする、しっかり人間の形をしたベビさんの姿がエコーで見えて感動。コロナも耐えてくれて感謝しかない。無痛分娩有りの別の総合病院の紹介状を書いてもらった。

 


☆9月頭

・安定期に入ったので母方祖母や親戚、職場の人、一部の友達にも随時妊娠報告を開始。割と普通におめでとうと言って貰えて良かった。

・戌の日に両親と安産祈願へ地元の氏神様の神社へ行った。コロナ対策で大人2人までしか入れないと言われたけど、めちゃ広い部屋に私と母2人と神主様だけで、通常参拝のところはもちろん開いてて換気もバッチリだし、これなら父も入れたのでは?となった。立ち仕事と長い通勤時間でどうしても仕事の日はお腹がカッチカチに張ってしまうので、妊婦帯を巻いて冷えと腰痛対策をスタート。

・結婚から1年3ヶ月経過してようやく父方の祖母と親戚に結婚挨拶と妊娠の報告。県内だけど片道1時間半の長旅でした。(※なお毎日の通勤時間と変わらない。)帰りに夫とも熱田で安産祈願してきた。空調完備の立派な神楽殿で普通に一般のご祈祷やお宮参りの方々と一緒にお祈りして貰った。

・この頃お腹の中から「ぽこり…ぽこり…」と腸とは違う胎動らしい刺激を感じるようになる。

 


☆9月中旬

・分娩予約のため無痛対応有りの総合病院を初受診(10:30予約だったけど終わったの12:30過ぎ…)。前の病院より設備が古くて待合室が狭く、検尿用のトイレも和式が過半数とかで萎えてしまった。そして不妊不育センターも併設で色んな人がいると気を使う。12月位までは前の病院でも良いと言われたので、そうすることにした。帰りに分娩同意書や各種手続きの案内、分娩のしおり等を渡されていよいよか…となる。まだ5ヶ月先だけど。

・ついでの健診エコーで我が子の性別も判明。顔は埋めて終始耳以外見せてくれない割にはお尻だけ丸出しというお茶目なシャイボーイでした。

・ようやく安定期らしくなってきたというか、食欲もあるしコロナ療養時に落ちた体力も戻ってきて割と普通に働いたり少し出かけるのも苦痛じゃなくなってきた。ただし体重の増加率が割と恐怖。そして尿検査で糖尿±が出てたので、つわりが終わっても惰性で飲食してたゼリーやお菓子は断つと決意。

 


☆9月下旬

・会社の健康診断でも低血糖が出て初のC判定。確実に糖尿コースですわ。コレステロール値や中性脂肪も爆上がりしてた怖い。

・胎動は日に日に強く感じるようになり、とりあえず生きてくれてるなら良かったと思いつつも、母子ともに色んなリスクを背負うことになるのでまじで糖尿は治さないとやばい。

・会社のガイダンスで各種制度の説明とともに、保育園入園と復職タイミングを早く決めてと急かされる。まだ産休入る時期も決めてないのに…って感じでゆる保活開始。

 


☆10月頭

・妊娠以来初の県外へのおでかけ。糖尿のことは忘れてひたすら食べまくった。ついでに夫に性別発表。ジェンダーリビールケーキならぬ、リビール用の箱(手作り)とかクラッカー(市販)用意したけど、結果には「おーっ」というテンション低めの反応。

・胎動は日夜ポコポコと元気だけど、基本出張で不在がちな夫が帰ってくると、毎度久々に会う人の声を忘れるのか、突然静まり返る。1〜2日聞き慣れてくると普段通りポコポコ動き出す。シャイで忘れっぽいボーイらしい。(めんどくさそう)

 


☆10月中旬

・私の食事中や後、寝る前や早朝に胎動が激しくなって寝てると眠りが浅かったり中途覚醒したりするけど、胎動あんまり感じない日よりは全然マシ。静かだと生きてるのか不安でどうにかなりそう。

・転院元の病院で予約なしでの健診だったので3時間弱待ちだったけど、無事に見てもらえてここ最近のお腹の張りや茶オリっぽいものも特に問題は無かった。糖尿もクリア!相変わらず尿蛋白は±出てるけど大丈夫なのか。頭の直径6センチ(前回から+1.3センチ)大腿骨3.5センチ、(+0.83センチ)、推定体重544g(+200g)で順調に育っている様子。今回が初の3Dエコーだったけど、子がよく動き回ってて先生が撮影に苦労してた。いつもと違う先生(があえている曜日を選んだ)だから、ちゃんと解説して貰って確実に男の子だね〜認定も貰えた。今回はエコーが任意だったので久々の実費で5300円。来月は健診がいよいよ月に2回になるけど、プラスで助産師外来の有料エコー胎児スクリーニングも予約した。先天性の疾患とか見れる範囲でないか見てくれるらしい。

 


☆10月下旬

・赤子のパンチかキックによる胎動は内臓側とお腹の表面側に向けた時のものがあるけど、前者の時は膀胱が刺激されたり衝撃波(?)が尻の方にまで響くので割と地獄。あと脇腹上部にもボリューム付いてきて、その影響か知らないけど、寝ても座っても立っても歩いても腰痛から逃げられなくなった。腰痛というか左の臀部が尋常じゃないくらい痛い。あと、眠りも浅かったり起きちゃったりで四六時中眠たい。ほんな状態で7ヶ月に突入して、産休まで残り2ヶ月。時が経つのが突然早くなった。

 


☆11月上旬

・24〜5週目は引き続き只管左の臀部の痛みに悩まされた。調べたら坐骨神経痛の一種のようで本当地獄だったけど、朝晩の柔軟なマッサージとトコちゃんベルト(頂き物)で何とか普通の生活できるくらいには復活。寝てる時の左脹脛のこむら返りも毎晩声が出るくらい痛いけど、着圧ソックスを履いて寝るとならない。もっと早くに知りたかった。

・1ヶ月ぶりの検診で久々に夫と病院へ。頭の直径7cm(1ヶ月で+1cm)、大腿骨4.cm(+1.2cm)、ウエスト21.5cm(+5cm)、推定体重1028g(+484g)で、私も尿検査含め特に何も問題なし!胎盤にべったり張り付いてほとんど顔を見せないけど瞼とかもできてた。ここ数日胎動が激しくなってたけど、これだけ大きくなってるなら納得。

・右手の親指手首が腱鞘炎になってボールペンのカチカチすらできない。関節が緩んで腱鞘炎なりやすいのに使える湿布がほとんどないってどんなバグ。

・健診の翌週は実費の胎児エコースクリーニング検査があった。昔卵巣脳腫の手術をしてくれた先生と再会した。先生指導の技師さんがエコーを操作して見てくれて、四肢、指、臓器、肛門、脳、全部問題なく順調に育ってるようで、体重も1週間で1100g台まで増えてた。頭だけ2週分くらい大きめだけど脳に水が溜まってるとかではなく、測り方や角度にもよるし、日本人は頭大きいのあるあるらしい。順調で一安心。立体エコーで顔を捉えようと先生達も前のめりになるけど、相変わらず胎盤にぺっとり顔をくっつけてなかなか見せてくれないし最後寝た我が子。マイペース。

 


☆11月下旬

・安定期最後に結婚パーティーのため東京へ。夫の友達が勤めるスタジオでマタニティフォトも撮ってもらい満足。

・日常動作というより絶対スマホ操作のせいだけど右親指の腱鞘炎が酷くなり、湿布も貼れずもはや文字書くのも辛い日々がスタート。

・今回の健診ではエコーなしだったので、心音だけ聴かせてもらった。血液検査の結果は貧血以外特に問題なし。自覚症状もなかったけど、鉄剤を2日に1回飲むよう処方される。

 


☆12月上旬

・難病を患う祖母が退院して家に戻ったと聞き、1年ぶりに会いに行った。寝たきりで、以前の面影もないくらい痩せ細って弱々しかったけど、エコー写真見せたら「可愛い」と言ってくれた。そしてその翌日に他界。自分が初孫で愛されていた実感があったので、待ってくれてたんだろうなと思う。ひ孫の顔を見せてあげたかった。葬式ではベビさんは巨大おりんの音に共鳴してめちゃくちゃ暴れていた。ビートに乗るタイプ。

・今月から分娩予定の病院で健診となるので3ヶ月ぶりの来訪。母子共に順調でベビは既に1500g超え(2週間で400g増加)。ここ最近の激しい胎動も納得の重量。最近気になっていたベビの頻繁なしゃっくりや、飛び出しそうな勢いの胎動は特に問題ないとのこと。助産師さんの勧めで便秘薬だけ処方してもらい、帰りに硬膜外無痛分娩のための麻酔外来受診に向けて諸々の検査(心電図、レントゲン、血液5本…)も受けて帰宅。

・後期つわりと呼ばれるものなのか、強めの吐き気に見舞われることが増えてきた。食前食後とか特に法則性はなく、気持ち悪い時は気持ち悪いし、吐く時は吐く。鉄剤の副作用かなとも思ったけど、全然関係なさそう。それに加えて本当文字通り日に日に大きく重くなるお腹と、なぜか両手ともなってしまった親指の腱鞘炎と、トラブル多すぎる。腱鞘炎は整形外科ではカロナール処方されたけど、妊娠中に多く飲むと発達障害の発症率が高くなるとかいう研究を見つけて飲むのはやめた。

 


☆12月下旬

・胎動が日に日にパワフルな感じになって、身体も便秘、腰痛、たまに吐き気、腹痛と下痢というマイナートラブルを乗り越え、なんとか仕事を納めて産休に突入。法定の任意取得開始日は1/2だったけど、残りの有給全部使って1週間ちょい早く、繁忙期前に入らせて貰えて本当助かった。

・休みに入って痔が悪化したので3週ぶりの検診で薬を貰った。母子共に問題なしで、子の体重は1800g(3週間で300g増)超え。相変わらず2時間近く待って診察10分。待合室も狭くて立って待つこともあるから本当しんどい。次は2週間後なので年明け。年末年始は爆食い。

 


☆1月上旬

・痔が一向に良くならないので専門医に診て貰って別の薬を貰った。こんな痛いし酷いように見えるけど、1ヶ月程度で元に戻るやつらしい。1ヶ月は力めないからどうか予定日くらいに産まれてくれ…(※現時点で予定日まであと37日。)胎動が強すぎて肋骨剥がされそう。後期つわりっぽかった吐き気は感じることがほぼなくなった。

・2週間ぶりの検診は今回も問題なしで、1分未満の白黒2Dエコー代のみで5300円也。。。年末年始挟んだし(言い訳)自分も1キロ太ってたけど、子の体重も2380g(2週間で500g増)と爆増してた。頭は相変わらず大きめらしい。麻酔科で硬膜外麻酔の説明や簡単な診察を受けて終了。本当は翌週から臨月なので検診は週1になるけど、別に特に問題ないので2週間後にした。総合病院は待つしサービス悪いので、なるべく行く回数減らしたい。

 


☆1月下旬

・とうとう臨月に突入したけど胎動は相変わらず強い。そして少しでも油断すると2日で0.7キロも体重が増えたりする。(便秘の影響もあるんだろけど。)お腹も大きくなって来て、初期から履いてるマタニティ下着とかが若干キツい。特にシムス位(横向き)で寝るとパンツの縫い目が横腹に食い込んで痛いため、気付くと仰向けで寝てたりする。それも苦しくて目が覚めるという地獄。

・37週の正期産に突入してからの初検診ではNST(胎動や陣痛を見る?ノンストレス検査)と内診があった。前者については終わっても何も言われず、最中は眠気との戦いだった。内診では子宮口1センチ開いてるとのこと。子は2793g(2週間で400g増)で相変わらず順調に育ってる。夫が2/3まで12日間の出張に行ってしまったので、できればその後の平日昼間に生まれて来て欲しい所存…(無痛分娩がいいから)。

・前回の検診で受けたおりもののGBS検査が陽性だったため、子供が感染しないよう分娩時に抗生剤の点滴打ちながらになるらしい。後から調べたらお股周辺にいる細菌で、妊婦も2〜3割の人が陽性になるらしい。帰りがけに後期血液検査(4本も…)と骨盤のレントゲン撮ってお会計12000円也。高い。

・お腹の張りが格段に増えてる気がするけど、痛みがあるかと聞かれるとよくわからない。痛いっちゃ痛い?くらい。生理痛も普段ないからどういう痛みなのかも正直わかってない。他の人の出産レポを読み漁り、破水対策のためにベッドに大判介護シーツ敷いて近くにペットシーツと洗面器は用意した。

・38週1日の検診では子の推定体重2907g(1週間で114g増)だったけど、私の体重は増えてなくて良かった。血液検査や骨盤のレントゲンの結果、NSTも問題なし。久々にエコーで顔見せて貰ったけど、相変わらず手で顔を隠して指の隙間からコチラを見ていた。優しい先生なのに内診グリグリが激痛で思わず声が漏れた。2日前から花粉症も発症してしんどかったので薬を処方して貰って健診終了。前回のNST費用が会計に計上されてなかったらしく、それも合わせて9700円也。高い。

・内診グリグリの刺激で血が出るかもと言われたけど、それよりも下半身の重だるさ、腰痛がしんどかった。花粉のせいで微熱(37.0)があるからなのかもしれないけど。花粉の薬飲んだら少し呼吸が楽になって久々に昼寝で熟睡。起きてからも腰痛は引かず、内診グリグリから腰痛と腹痛発症、そこから陣痛に繋がったという人が結構多いと知ってビビり散らかす。この時点で夫が帰ってくるまであと4日、予定日まであと14日。熱も下がらず37.2。普段と違って布団が冷たく感じるくらい悪寒が止まらないし、腰も爆発しそうだしで、ビクビクしながら腰を温めて就寝。何度か中途覚醒はしたものの、腰温めて汗かいて寝たら翌朝には腰痛も熱も引いて一安心。

・検診の翌日も2日後も茶色のおりものが出た。粘性のおりもので、所謂おしるしなのかもしれないがよくわからない。お腹の張りも歩いたり動くと感じるけど、呼吸ができないくらいの腹痛だとかチクチクする生理痛の重い版だとか言われる前駆陣痛のような感じはしない。相変わらず夜になると胎動も活発で右脇腹を永遠に蹴られる。

 


☆2月頭

・無事に夫が出張から帰宅し、いつ産まれてもいいぞとなったけど産まれる気配はなく、一人で鬼滅の映画を観に行ったり、産後に向けてメガネを新調したりのんびりと過ごす。陣クスと呼ばれるモノ(焼肉、カレーを食べる、オロナミンCを飲むなど)に挑戦したりして、満月の日に張りが強くなって10分間隔になったりもしたけど、陣痛にはつながらず。

・39週の健診(2/6)は推定体重3200g(ここに来て1週間で300g増)で、NSTも問題なしで子は元気そう。子宮口の開きも指1本分から変わらず。内診グリグリをまた受けて、5300円払って帰宅。先週のような腰痛も起こらず、翌日若干赤い血が混じった茶色のおりものが少し出ただけだった。

・1週間後の同じ曜日の検診の予約がもういっぱいで、予定日(2/12)+3日目の2/15まで来院できないことに。予定日過ぎたら計画無痛って話だったけど、そちらも予約が埋まってるとかで最短で予定日+8日(2/20)となり、まじかぁとなる。

・いつお産スタートかわからないから遠出はできないし、子もデカいし、もう体重管理や運動やらも疲れたから、産まれるなら早く出て欲しい気もするけど、産まれたら産まれたで大変だからまぁいいかと呑気に構える。 

 

 

この続きは出産の記録としてまた別の記事にアップしようかと思います。いつか。できたら。