推定寿命97歳の長すぎる余生

そんな生きる必要ある?

何もかも継続することができない話

昔から何をしても続かなかった。

進研ゼミは4月号の付録で遊んで飽きたら放置で、勉強する冊子などもはや開きもせず、気づいたら半年分袋から出しもせず山積みになっていた。

習い事は色々させて貰った。

一番長く続いたのは、親が病弱だった私を強くしようとして通わせた水泳で、4,5歳の時から小学5年か6年なので約5,6年。

習字も同じくらい、小学校の間は親に言われて6年間通ってたけど、ほとんどの時間は習字教室で飼われてた犬と遊んでただけなので、全く字は上手くならず、字が汚くて先輩に叱られるような大人になった。

算盤教室は週3日もあってとにかくしんどかった。友達に誘われて2年くらい通ったけど、電卓が手放せない、普通に計算苦手な大人になった。

英会話も2年か3年くらい、父の海外赴任が決まってから通わされたけど、行きたくな過ぎて途中からサボってかなり叱られた。

絵画教室は自由で好きだったけど、1年くらい経って金の無駄だと親に辞めさせられた。

学校のクラブ活動は毎年違うものに入った。カラーカード。絵本づくり。パソコン。取り留めのない感じ。

海外での数年間は勉強とオタク活動、帰国しても部活には入ってなかったようなものだった。

趣味は音楽と漫画くらいで、飽きたら別ジャンルに行くようなスタイルで、特に後者への熱は近年めっきり冷めてしまった。

そう思うとずっと続けてたのって学校の勉強くらいだった。しかもそれも、人の金で教育受けてるんだから、くだらない点数取ってきたら殺すと家族に脅されていたので、とりあえず苦痛にならない程度に成績キープできるくらいの試験勉強とかだけしていた。

趣味のバンドとかを組んだ時期もあったけどやっぱり続けられず、その他に特に続く趣味もなかったから、22際の時、挫折してその唯一続けていた学校の勉強を放棄した時、もう私には本当に何も残っていなかった。

それ以降は、どうせ何をやってもダメだという諦め癖、辞め癖が完全に沁みついてしまった。

故に、仕事もしょうもない理由で辞めてしまい、挫折から5年でもう3社も転々としている。

くぼちゃんがある日「スポーツとか勉強とかなんでもいいけど一心不乱に打ち込んだ経験のない人ってやっぱりぐらぐらしてるし、ずっと自信がなくて一つの物事が長く続けられないし、永遠にくすぶり続けてると思う。努力して何かを勝ち得る快感を知らずにだらだら生きるとろくな人間にならない」って呟いてて700いいねくらいあげたいくらい同意しかなかった。

一つでも頑張ったと思えることが欲しかった。

やり遂げたこと、成し遂げたこと、頑張ったこと、部活でも趣味でも仕事でもなんでもいいから、継続したことが一つもない人生は、たぶん何やったってダメなんだろうなという気しかしない。

続けるってことができるだけ本当才能だと思うし、私はその能力が著しく欠如しているのだと思う。

当面の目標は今の仕事を続けていくことだけですが、良くも悪くもというか主に悪くも微温湯なので、何も考えなければ契約満了までは働けると思います。

それでも挫折以降は一番長く続けたことになると思います。

こんなことでいいんですかね。

特にやる気も向上心も無く、家賃と食費と遊ぶ金を払うためだけに働いてるけど。

これが何かになるんでしょうか。

初夏の深夜のネガティブ祭りです。